ベネズエラのバイオリニスト、ルーベン・レンへルは2018年スフィンクス・コンクールのシニア部門(18−30才)で優勝しました。また、2014年のCIMコンチェルト・コンクールでも優勝、2013年のCIMではアンナ・トリンガス賞受賞、2011年にはベネズエラのフアン・バウティスタ・プラーサ全国バイオリン・コンクールで優勝しています。ソリストとしては、ベネズエラ交響楽団、ファイアランズ交響楽団、CIMオーケストラ、ヴィルティオージ・デ・カラカス、カラカス・フィルハーモニー管弦楽団、そしてアルコス・フベニレス・デ・カラカスと共演しており、シオドーレ・クチャー、カルロス・ミゲル・プリエト、カール・トピロー、アンドリュー・グラムス、ウリセス・アスカニオ等の著名な指揮者と共演してきました。
ルーベンは非常に熱心な室内楽奏者で、2015年のフィシュホフ全国室内楽コンクールでブロンズメダル受賞のアウタナ・トリオのメンバーです。室内楽の教授はシャロン・ロビンソン、メリー・ペッカム、ジョー・スミルノフ、ノーマン・フィッシャー、ジェームス・ダナム、ドナルド・ワイラースタイン、ピーター・セイラフ、イツァーク・パールマン、ジョセフ・シルヴァースタイン等に受けています。
クラシック音楽の他にベネズエラのフォークやジャズも幅広く演奏しています。現在はポール・カンター主導のもと、ライス大学のシェパード音楽学校で修士号取得の勉学をしています。
ルーベンは「ダグラス・コックス」バイオリンにKun(クン)のBravo(ブラヴォー)肩当てを使用しています。
写真:ケビン・ケネディ