リジー・ボールは、幅広い音楽ジャンルで活動すると共に、クラシック音楽で培ってきた感性とそこへのルーツにも注力し続けています。リジーは、「クラッシック音楽キック」というプロジェクトを通して、クラシック音楽を織り込んだ独自のフュージョンを世界に冠たる音楽家たちと共に生み出してきました。ロニー・スコッツ・ジャズ・クラブから、ベスティバルとヘンレイのイギリスツアーまで、様々なアーティストたちとコラボしてきました。「クラッシック音楽キック」プロジェクトも続いており、2017年秋にはダービシャーでの3年連続の開催となります。
リジーは、ナイジェル・ケネディーといったアーティストたちとコラボしてきました。ナイジェルの率いる「命のオーケストラ」ではリーダーを任され、イギリスの名だたるステージの数々で、ドュオ・コンチェルトのパフォーマンスを披露してきました。また、クラシックギターの名手として名高いメキシコ人、モーガン・スジマンスキー率いるグループ、マチャカとも共演しました。リジーとモーガンがフリーダ・カーロの生涯を音楽で描くステージは、2017年9月のチャッツワース芸術大迫力祭で初演されます。
クラシック音楽/ジャズの世界でリジーが共演したのは、ニューヨーク・ポリフォニー、マルティナス・レヴィッキス、ジェイムズ・ピアソン・トリオです。
リジーは、2013年から2014年にかけてロックギタリストのジェフ・ベックとコラボして、絶賛を浴びました。このコラボでリジーは、マディソン・スクエア・ガーデンでソロのパフォーマンスを披露しました。また、ブライアン・ウィルソンと全米30の都市で一日2回の公演ツアーを行い、呼び物ヴォーカリストとして活躍しました。2017年には3回のアメリカツアーを行い、ポップの伝説ブライアン・フェリーのステージのオープニングを飾りました。
リジーは、1967年製のジョゼフ・キャンタシャーのバイオリンを愛用しています。メキシコの恵まれない子供たちのために芸術ワークショップを行う慈善団体プリズマ・メキシコの親善大使も務めています。
写真撮影:サイモン・ブル