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The Miró Quartet

 

ミロ・クァルテットは、アメリカで最も名声高き弦楽四重奏団の一つです。ニューヨークの人々が「猛烈にやる気がある」と評し、クリーヴランド・プレイン・ディーラー紙が「卓越した音色へのフォーカスと解釈の熱烈さ」に注目したグループです。ここ20年、ミロ・クァルテットは、世界各地の一流のコンサートステージで演奏してきており、音楽に情熱を注ぐ評論家や聴衆から、称賛の声が鳴りやみません。テキサス州オースティンを拠点として、そこで話題になる音楽シーンで活躍しながら、あらゆる背景や経歴を持つ聴衆とコミュニケーションをとる方法を見い出しています。同時に、室内音楽の長きに渡る伝統に磨きをかけています。

1995年結成のミロ・クァルテットは、主要コンテストの数々で1位に輝いています。バンフ国際弦楽四重奏コンテストや、ノーンバーグ室内音楽コンテストなどがその例です。音楽教育に力を注ぐミロ・クァルテットのメンバーは、世界中で上級特別クラスを開催して、音楽家を目指す学生たちを指導してきました。2003年からは、テキサス大学オースティン校のサラ・アンド・アーネスト・バトラー音楽学院で教鞭をとっています。2005年には、誰もが夢見るエイヴェリー・フィッシャー・キャリア養成助成金の、アンサンブルとして最初の受賞団体となりました。直近シーズンのハイライトには、カーネギーホールでのチケット完売の2度目の演奏会、リンカーンセンターの室内音楽協会との共演、東京のサントリーホールでのベートーベン・サイクルの演奏があります。

写真: Suntory Hall