クンの物語

1968年、音楽大学の教授であり熟練職人である一人の男性が、祖国チェコスロバキアに広がる共産主義を逃れて、カナダの首都オタワへ渡りました。オタワでは、国立芸術センターがその門戸を開いたところでした。ファッショナブルなブルータリスト様式で設計され、専属のオーケストラを誇る新しい芸術センターでした。移住してきたその男性は、考えました。このオーケストラのヴァイオリンやヴィオラ奏者は、楽器の修理を必要としているに違いないと。

それから数年のうちにこの男性、ジョゼフ・クンは、オタワのオーケストラ音楽シーンになくてはならない存在となりました。移住前にはスロヴァキアにおける音楽教授法の長を務めており、独学で弦楽器の製作を学んだジョゼフは、祖国から持ち込んだ創案品を手作りで製作するようになりました。これが最初のクン肩当てです。

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ジョゼフはマリーナと出会い結婚し、二人はくつわを並べて働きました。二人の肩当て製作販売事業を牽引したのは、ただ一つの目標です。すなわち、人間工学的に最も正しく耐久性に優れた製品を、最も求めやすい値段で提供する、という目標でした。

40年以上に渡り、マリーナ・クンの舵取りのもと、会社は材料や力学上の広範な考察・研究を行い、継続的な刷新を成し遂げてきました。そうして、あらゆる年齢層や体形にフィットする最多様なモデルを市場に提供してきました。

まず品質を筆頭に、クンでは次の二つの確信のもと、製作を続けてきました:

  • 肩当ては、奏者に適応すべきものであって、奏者が肩当てに適応するのではない。
  • 音質に与える影響は、快適さと同じくらい重要である。

この確信に基づき追求してきた結果、シンプルにして独創的な、調整可能で折りたためる構造の、多様な製品が生み出されました。

どうぞ皆様のお好きなものをお選びください。木製でも複合材料でも、伝統的な形状でも斬新な形状でも、折りたたみ式でも直立式でも、あなたにぴったりのクン製品が必ずあります。